はねぺだる

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その仕事は自分の数字にならない その言葉が身を滅ぼすよ新人さん

「その仕事、自分の数字にならなくないですか?」

「自分の数字にならないのに、なんでやるんですか?」

 

これには衝撃を覚えた。

 

新卒入社の後輩とランチ。

 

入社1年目の時にどんな仕事をしていたか質問されて、

・周りの役に立つ仕事もやりましたよ

って話をしました。

-先輩の代わりにアポ取ったり

-先輩の簡単な仕事の一部を代わりにやらせてもらったり

-業界知識をまとめて資料にしてアウトプットしたり

-その日の日経から業界に関わる記事全部抜き出してまとめて配ったり

-国立図書館行って業界トピックまとめて配ったり

 

そしたら後輩君が

「その仕事、自分の数字にならなくないですか?」

「自分の数字にならないのに、なんでやるんですか?」

って言うんですよ。

 

で、なんでそう思うのか質問したら

 

「だって、自分の仕事で手一杯ですもん」

「忙しくて、他人の仕事までできません」

 

って言うんですよね。

 

も、衝撃。

 

そんなんじゃ、

これ以上の仕事も一生任せてもらえない。

つまり、一生成長できない。

 

 

 

なぜか。

 

 

 

一人前の人の仕事量が10とすると、

新卒入社で半年の人の仕事量なんて1か2ですよ。

 

それで、

 

「いっぱいいっぱい」って。

「他人の仕事までできない」って。

 

まぁ、百歩譲って、それはいいよ。

キャパシティーは人それぞれだ。

これからドンドンできることは増えるし、

タスク処理能力は上がっていくよ。

 

 

たださ、

「自分の数字にならないのに、なんでやるんですか?」

 

こんなスタンスじゃ、もう救いようがない

 

 

仕事ってさ、数字のためだけじゃないんだよ。

それがわからない限り、一生売れる営業にはならないよ。

数字ばっかり追いかけても、数字には愛されない。

お客様とか社会とか国とか世界とか宇宙を見てよ。

お客様はどうしたら喜んでくれるかな。

社会にはどんな良い影響を提供できるかな。

国を良くする仕事って何だろう。

世界平和に繋がる仕事って何だろう。

宇宙にはどうすれば貢献できるかな。

「は?なにそれ?」って思うかもしれないけど、

こういうことだよ。

 

僕らって、誰かの役に立って初めて、初めて、

お金を頂戴するんだよ。

それは、

ありがとうの気持ちなんだよ。

貢献できて、その対価としてのお金なんだよ。

 

相手の立場になってごらん。

お金のために頑張ってくれる人と

自分(客)のために頑張ってくれる人

どっちがいいよ?

どっちが体温を感じるんだい。

世界は感情で動く (行動経済学からみる脳のトラップ)

世界は感情で動く (行動経済学からみる脳のトラップ)

 

世界は、人は、感情で動くんだよ。

 

情で動くんだよ。

 

機微がわからない人間には、何も売れない。 

 

 

「自分の数字」「目標予算達成」「成果」

なんて気にするなよ。

 

そんなことより、

比較的余裕のある、仕事量の少ない今だからこそ、

一所懸命にお客様にどうすれば役に立てるか考えるんだよ。

考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて

やりきるんだよ。

 

仕事を舐めるな。

お前が評価されるためにやるんじゃない。

そんな小さな男になるな。

小さくまとまるな。

 

もっとスケールでかい男になれ。

 

 

下記の記事にも書いたように、

まずは土台作りをしてくれ。

gperu24.hatenablog.com

 

 

 

と、せっかくのランチなのに、

説教してしまった。

すまん後輩。

 

けど、

大事に思ってるから

自分よりすごくなってほしいから

嫌われてもいいと思って、伝えてるよ。

これからも伝え続けるよ。

 

 

 

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